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Ubuntuでユーザーを追加する方法【作成〜sudo時のパスワードを不要にする設定まで】

はじめに#

この記事では、Ubuntuでユーザーを作成する方法を紹介します!

また、sudoでコマンドを実行するときに面倒なパスワードの入力を省略する方法も紹介します!

Ubuntu 20.04で動作を確認しました。

手順#

ユーザーを作成#

useraddコマンドでユーザーを作成できます。

sudo useradd -m username

-mをつけることでbashの設定ファイル等を持ったユーザーを作成してくれます。
ユーザーを作成しただけではまだユーザーにロックがかかった状態なので、パスワードを設定しましょう。

ユーザーのパスワードを設定#

passwdコマンドで任意のユーザーのパスワードを設定で来ます。

sudo passwd username

パスワードを設定することで初めてユーザーが有効化されます。
SSHのパスワード認証時にはここで設定したパスワードを利用します。

ユーザーの切り替え#

次のコマンドで任意のユーザーに切り替えることができます。

sudo su - username

pwdでパスを確認してみましょう。指定したユーザー名のディレクトリが表示されれば大丈夫です。
exitで抜けることができます。

sudoグループにユーザーを追加#

ユーザーがsudo権限を持ちます。

sudo usermod -aG sudo username

sudo時のパスワードを不要にする#

visudoを書き換えることでsudo時のパスワードを不要にすることができます。

sudo visudo 

次に示す部分を、

%sudo  ALL=(ALL:ALL) ALL

以下のように変更します。(NOPASSWDを追加します。)

%sudo  ALL=(ALL:ALL) NOPASSWD:ALL

おわりに#

今回は以上です。

お読みいただきありがとうございました!